夢中になることと視野狭窄は違うと思うんですよ。我々はまず何より社会人ですから公共の場では特に自分のエゴを制御せねばなりません。おもちゃを渡された子供のような大人を、最も強い言葉で非難しましょう(ボヤき)。
割込 & 追いかけ
春の訪れを感じる季節になりました。メジロが梅を啄んでおります。なんとも微笑ましい光景です。この日、私が訪れたのは野鳥が多い公園でした。趣味カメラマンもぼちぼち散見されます。もちろん普段は皆、平和に過ごしている場所です。

↑写真からお分かり頂けると思うのですが、メジロが低い位置まで降りてきました。アイレベルで数m先といった具合です。すると…

突然カメラの画面が暗くなったのでフォーカスを引いてみると…カメラを持ったおじいさんが間に割り込んでいたのでした。悪びれることもなく、むしろ私が後ろにいることすら気づいていない様子です。
あまつさえ野鳥に近づき、そして逃げられていました。「こいつ…」と内から噴き上がる義憤を抑えつつ暫く様子を観察したところ、なんと逃げた野鳥を追いかけていくではありませんか。馬k…おっと、最も強い言葉で非難しましょう!
なぜそんなことするの?
分かりません。私そんなことしませんから。↓写り込みから判別できるのはレンズが24-70mmの標準ズームだったこと。一般的な思考の持ち主であれば望遠端70mmで野鳥撮影に挑戦するなど愚に骨頂、まるでバットの代わりにラケットを持ってバッターボックスに立ってしまったような状態です。花を撮りに来たら鳥がいて撮影したくなった…さしづめそんな所でしょう。そうなると足で稼ぐ必要が生じます。だからと言って割込や追いかけが許容される訳ではありませんけども。

否、私が気分を悪くした理由は「短いレンズで野鳥を撮ってるんじゃねぇよ」ではなく、もっと本質的な問題、この方が人生経験を積んだ年配者であるにも関わらず周囲の人間を顧みず、野鳥にもストレスを与える行為を平然とやってのける姿に嫌気がさしました。ドン引きしたのでその場から離れて帰りました。
指摘されなくなったら終わり。
その場で当人に指摘すれば良かったのか?いえ、面倒です。独善的な年配者が声掛け一つで人格変容する可能性は限りなくゼロでしょうし、こちら側の家族や友人が危険に晒されるような実害がある訳でもありません。指摘するメリットがないです。
他人事ではなく、たかだかカメラ趣味で周りが気遣えない人間は私生活でも同じ行動を繰り返すだろうということ、そして年齢を重ねるほど間違いを指摘してくれる人間は減るであろう現実。これは教訓です。襟を正さねばなりません。なぜなら日々の積み重ねの後に我々も漏れなく全員老人になるのですから。折角だったら後輩から敬われる人間になりたいものです。
完全にボヤき記事ですのに最後までお読み頂きありがとうございます。どの界隈にもおかしな輩は一定数いますよね。そこは否めない。しかし尊敬すべき先人が沢山いるのもまた然り。追いかける側として後者から是非学びを得たいと思います。この日の野鳥撮影自体は非常に楽しいものでした。↑その様子をYouTubeにUPしております。では皆様、お互い精進しつつ清々しい撮影に今日も出かけることと致しましょう。
追記(2023/2/24)
どういう訳か当記事は現在Google discoveryにも表示されているようで、おかげさまで閲覧数が10000PVを超えました。初速の閲覧数としては当ブログで過去最速となります。共感頂けるコメントだけでなく、少なからず不快を露わにされるコメントも届いており、幸か不幸かいつメン以外の全方位に記事が発信されている様子に驚きを禁じ得ません。
ここから先のコメント欄は耐性のある方だけにお進み頂きたいのですが、以下に続くコメ主さんの中に名前は違うもののIPアドレスが同じ方がいらっしゃいました。いわゆる粘着系の方なのでしょう。当方初体験です!それで、当記事をお読みになって怒りを感じ、振り上げた拳を筆者に向かって下ろしてやろうと心に決めた殿方がいらっしゃいましたらば、是非とももう1つか2つの記事を隅から隅まで弄って頂いた上で広告収益の糧となって頂ければ幸いです。[ボヤき]というタブに似たような記事を集めておりますので是非ご活用下さい。WordPressの仕様上コメントは承認制となっておりまして反映まで少々お時間を頂きますが基本的には全件承認致します。(知性を感じられないただの文句はこの限りではありませんが、現時点でそういった事例は0件です。)
真面目な話に戻しますが、当方としては(共感はもちろんのこと)異論・反論も有り難く頂戴したいと考えております。そっとブラウザバックされるほうが…そっといなくなられるほうが…まさに当記事で書いている通りブーメランとなりますし、真っ当なご意見によって考え方を改めることにはやぶさかでありません。
しかしながら、こういった匿名上の議論にストレスを感じる方もいらっしゃることでしょう。その点は誠に申し訳ございません。一度投稿したコメントを投稿者側から削除することはできませんので、コメントを引き下げたい方はお問い合わせフォームからその旨ご依頼下さい。
以下、コメント欄が続きます。考えさせられる内容から若干香ばしいものまで玉石混合ございます事ご留意下さいませ。ここまでお読み頂き誠にありがとうございます!