結論:Steamでゲームを購入する前にのSteamストアページにある当該ゲームのシステム要件を確認し、DirectXのバージョンが自分のParallels Desktopのバージョンと互換しているかチェックしましょう。私は失敗から学びました。もう少し詳しく説明します。

なぜ Parallels Desktop ?

Parallels DesktopとはMacBookの中でWindowsを起動する仮想マシンソフトウェアのことです。私のようなApple信者にとってWindowsマシンを所有することなど言語道断(…このエゴが諸悪の原因ではありますが)。自宅にパソコンは2台も要りません。MacBookだけで十分です。しかしSteamでゲームはしたい。

テレビ?…そんな旧石器時代の遺物など冗談も甚だしい。

コスパを考えればPS5やSwitch2などの据え置き機を購入すれば問題は解決しますが、それが嫌なんです。テレビを所有していないNHK受信料と無縁の穏やかな生活を送っております。モニターも増やしたくない。所有はコストです。物に囲まれる生活は確実に人生を不幸にします。でもたまにゲームはしたい。一縷の光はSteamで販売されているゲームたち。MacBookユーザーである私に残された選択肢は、Parallels Desktop経由でWindows版Steamを動かしてMacでWindowsゲームを動かす世界線でした。入院した時にこれが大活躍しました。過去ブログ貼っておきます↓↓↓

しかしこれはSteamが動作保証している動かし方ではありません。あくまで自己責任ですし、動かないSteamゲームも沢山あります。むしろきちんと動く方が稀と言っても差し支えないでしょう。情報も少ないので実際買ってみて確かめるしか方法がありません。ガチャです。そして今回私はハズレを引き、ゲーム購入費用6800円が水の泡となりました。

DirectXの互換性。

ゲームが起動しなかった理由としてDirectXの互換性の問題を見つけました。悔しくて調べていたらここに辿り着いたという訳です。この他にも動かない原因はあるかもしれませんが、少なくとも購入前に確認できる最低条件としてこの経験を共有します。

冒頭に記載していた通り、まずSteamストアで買いたいゲームのページを開き、概ね下の方に掲載されているゲームのシステム要件を確認しましょう。そこにDirectXの必須バージョンが表示されているはずです。私が買ったゲームはDirectX 12でした。

次に、自分が購入しているParallels DesktopがサポートしているDirectXのバージョンを確認しましょう。私は型落ちのParallels 18なのでDirectX 11まで、最新のParallels 26に有償アップグレードしてもDirectX 11.1までしか対応していないのでどのみち起動できないことは確定してしまいました。Parallels側がDirectX12に対応してくれる未来を待つことにします…いつになるか皆目見当もつきませんが。もしDirectXの条件をクリアできたら、Parallels起動時の仮想マシン上のグラフィック設定をゲーム仕様に変更しておきましょう。公式HPのリンクを貼っておきます。

悪あがきで、グラフィック設定をゲーム仕様にしてSteam上で購入したゲームを起動してみましたが Unable to start game.Graphics card is not supported. とポップアップが出てきて起動が停止されました。この時間はSteam上ではプレイ時間にカウントされるようです。私のプレイ時間は現在3分です…起動すらできていませんが。

まぁいいか。

本当にゲームがしたかったら素直に据え置き機を購入するのがいいでしょう。Switch2が普通に買えるようになったらいいんですけどね。ここまで買いておいてなんですが、Parallels Desktop経由でのSteamゲームはあまりお勧めできません。MacBook買う方がよっぽど高くつきますし、Parallelsを導入してもWindowsライセンスも別途購入しなければなりません。環境を揃えるだけで初期費用33万円くらいかかってます。

もちろんMacBookは別用途(写真と動画編集)で購入しているのでゲームはおまけ扱いなのですが、この使用期間2年の中で問題なく遊べたSteamゲームは2つでした。今回3つ目で初めて失敗。ゲームやるなら据え置き機の方が良いですね〜。ParallelsがDirectX12に対応したら最新バージョンに有償アップデートしようと思います。

悪いことは言いません。皆様はSwitch2をお買い求め下さい。

ブログ管理人:isofss(イソフス)