毎日Nikon Z30で写真を撮り続ける修行・一日一撮。今月末で継続58日目となる予定です。レンズもずっとNIKKOR Z 28mm f/2.8を使っております。APS-C機で使えば焦点距離は換算42mm。博多うろうろスナップYouTube版のアナザーカット編をどうぞご覧下さい。

光を求めて。

Z 28mmを使っていると夜スナップが楽しいのです。暗い時は概ね開放F2.8で撮影しますが、その時の柔らかい光源の描写が好きです。機動性重視でレンズフードは無し。純正の安いプロテクトフィルターを1枚噛ませています。ゴーストはたまに出る程度。逆光には強いです。

NIKKOR Z 28mm f/2.8スナップ作例1、夜スナップとバスのライト。

いわゆる撒き餌レンズですが、写りにチープさは感じません。弱点があるとすれば、Z30との組み合わせだとボディもレンズも手ぶれ補正が効かないので暗所では感度が上がることでしょうか。下の写真はISO4000です。

NIKKOR Z 28mm f/2.8スナップ作例2、2022年クリスマスの博多駅。人の往来は最高潮だ。
SS:1/125 F2.8 ISO:4000

このF2.8というなんともいえない明るさが歯痒くも愛おしいのです。F4だと暗く、しかしF1.8シリーズだと筐体と値段が重くのしかかってしまう。ちょうどその隙間を縫ったレンズなんでしょうね。「だったらもっと明るい場所を探そう」と割り切って使っています。

NIKKOR Z 28mm f/2.8スナップ作例3、このレンズは光のあるところで使うと優しい描写になる。

前述の通り逆光には強いので「お!こんなところにライトが」みたいな光源を求めるスナップを楽しんでおりました。実際この2ヶ月間は早朝と夕方(出勤前or帰りがけ)のスナップに勤しむ日々でした。コンパクトなので通勤カバンに忍ばせておいても疲れません。この時間帯にカメラを持ち歩くっていいですね。

寄れるは正義。

最短撮影距離19cm、最大撮影倍率は0.2倍(APS-C機だと換算0.3倍)。寄れるんです!バラの花に目一杯近づいて撮影した様子が↓こちらです。寄っても前郡が前に迫り出してくることはありません。

NIKKOR Z 28mm f/2.8スナップ作例4、寄れるレンズなのだ!最短撮影距離19cm付近でバラを撮影。

マルチフォーカス方式採用レンズなので(特に動画の時に)画面がガクガクしないのはSo Good!! ほんまに君は撒き餌レンズなのかい?

NIKKOR Z 28mm f/2.8スナップ作例5、寄れるということは料理を撮ってもよし!韓国チャーハンを撮影。

とはいえ換算42mmのレンズで料理に寄り過ぎると湯気とか油の飛び跳ねには注意が必要です。私はプロテクトフィルターに何度か救われました。イモって通常の純正フィルターを買ったことを(実用上なんの問題もありませんが)若干後悔しています。5000円出せる方は最初からアルクレストに行きましょう。

寄って引いて。

当たり前のことですが引いても使えます。むしろ寄るから引くまでの振り幅が広いという表現が正しいかもしれません。自分の好きな距離感を探す旅、それが一日一撮の効果効能なのです。

NIKKOR Z 28mm f/2.8スナップ作例6、Z30に装着して換算42mmの画角を使い倒す。紅葉を撮影。

広角レンズのようなズギューン感は出ませんが、換算42mmも使いようによっては広く感じさせる撮り方もできるんですね。ここは標準画角の50mmとは一線を画しているなと思いました。8mmの違いは大きかったです。上手く使いこなせるようになれば万能画角かも。

NIKKOR Z 28mm f/2.8スナップ作例7、もちろん広角気味に広く撮影することも可能。ここが換算50mmとの違いだろう。

スナップの王道は換算35mmでしょう。42mm比較で7mmの違いは寄りで言うとろのあと1歩でしょうか。引きはパースに影響を与えそうな予感。私は広角が苦手なのでまずは42mmを体に叩き込むこととします。待ってろよ35mm!!

12月残り分。

本編はこちら。

編集タイミングの都合で動画版の12月残り3日間が尺に入りませんでしたのでここで穴埋めさせて下さい。↓この日は一日中引きこもって編集作業。合間で来年のネタ画像を撮影しました。

一日一撮・56日目。年明けに分解清掃する予定のオールドレンズを先に撮影。
56日目

翌日は鳥撮影のためにZ9超望遠セットを担いで公園へ。合間でZ30を取り出して猫様をパシャリ。42mmでも寄って煽ると迫力ありますね。

一日一撮57日目。寒空の下猫ちゃんがじっと動かず寝ている。
57日目

年内最終日・58日目のカットは早朝に撮影。…えぇ仕事なのですよ出勤前です(涙)。明日は晴れるのだとか。もちろん明日もスナップ!カメラ趣味って健康的ですね。

2022年最終日の朝にうろうろスナップ。最後の日の出を撮影。

何事も習慣化するまで3ヶ月と言いますしね。年が明けてもZ30とZ 28mmの組み合わせで一日一撮は続けていこうと思います。ひとえにこれは…いつか来るであろう黒船(Zfc Black)に抗うための予防戦なのであります。ぬぐぐ…

せめてもの救いは私が買ったZ 28mmが無印タイプだってこと。クラシカルなSEを選んでいた場合はZfc Blackの誘惑には勝てなかったでしょう。タイミングによっては無印とSEの価格差が縮まっている時もあるので(執筆時点では3000円差まで縮まっていました)これから買う方はきっと悩まれるんでしょうね…ふふふ大いに悩みたまえ。

では皆様、気を強く持って!来年もお互いに良い散財が出来るよう精進しましょう。良きカメラLIFEをお過ごし下さい。

ブログ管理人:isofss(イソフス)