結婚式にゲストとして参列する時にカメラを持っていきたい!もちろん会場側から(ギリギリ)怒られない持ち込み量で・かつ全力の機材を!なるべく地味な目立たないデザインでお願しゃす……みたいなカメラ小僧の夢が詰まったバッグが……あるんですよ。
外観。
そのバッグはHAKUBA製、プラスシェル ブロス ショルダーバッグ Lサイズ(容量13.6L)です。特筆すべきはこの無難な見た目でしょう。披露宴会場の椅子の下にスッと置いて景色と同化するステルス性能の高さに一目惚れしました。あとは機能性が良ければ最高なんですが……
これが良いんです!ここからプラスシェル ブロスの便利なところを詳らかにご紹介しましょう。まず前面と両サイドに大きいポケットがあります。前面にはスマホ・財布・鍵・予備バッテリーetc…色々入ります。側面は広がるタイプのポケットなのでペットボトルを入れてもいいですね。
ショルダーベルトは脱着できず(体に沿うように若干斜めに)縫い込まれています。最初は不便かな?と思いましたが、使っていて理由が分かりました。機材重量に耐えられるようこのサイズのベルトを使って欲しいのでしょう。肩当ての部分の肉厚は相当なものです。
上面にはゴツい取手が付いています。あと(私は使いませんでしたが)三脚固定ベルトもあります。背面にはスーツケースに合体する時のキャリーバーホルダーもあります。この万能型設計には好感が持てますね。
さらに別売のリュックベルトを取り付けるDリングも装備。このベルトは結構いい値段するので見送りましたが、あったら便利なのは間違いないでしょうね。
底面にはゴツいフットスタンドが4箇所設置されています。付属の説明書にはターポリン素材が使われていると謳われていましたので耐久性や防汚性能は高そうです。
外観から伝わってくる印象は質実剛健そのものでした。その分、ずっしりと重量も感じます。精密機械を持ち運ぶバッグの役割をしっかり果たしてくれそう、そんなファーストインプレッションでした。
収納してみた。
実際に機材を入れてみます。まずデフォルトで入っている肉厚感たっぷりの間仕切りのままレンズを入れた様子が下記の写真です。上蓋の裏側にメッシュポケットがあって、ここにUSBコードを収納していました。[ 追伸:内側の体側に13インチ相当のPCが入る大きなポケットもあります。A4サイズの書類も入りました。]
今回は結婚式参列ですから機材はガチ装備になります。収納の仕方に工夫が必要になるのですが、このプラスシェル ブロス Lサイズ(13.6L)の大容量を持ってしても縦グリ一体型ボディ+長玉(70−200mm)をそのまま収納しようとすると間仕切りが歪な形になってしまいました。
内側の寸法をメジャーで測ったところ(約)横36cm/奥行16cm/高さ24cmでした。それで↓長玉はカメラから分離させて(三脚座を外して)縦に収納することにしました。ただしいずれのレンズもフード無しとなります。
↑こちらが実際に結婚式当日に持って行った機材ですが、縦グリ一体型ボディにレンズ3本・マウントアダプター・クリップオンストロボの重装備群が綺麗に収納出来ました。この機能性は素晴らしいと思います。ただしめちゃくちゃ重いです(4Kgは超えてそう)。
強みと弱点。
購入から2ヶ月、いろんなシーンで使ってみました。まず本命の結婚式参列に関しては完璧なチョイスとなり大満足です。椅子の下にスッと収納でき・レンズ交換の基地となり・フォーマルな場所に馴染む無難なデザインが抜群に気に入りました。ここまでドンピシャな買い物は久しぶりです(これ案件記事じゃないので忖度0ですよ)。似たような用途としてピアノの発表会とか職場の集合写真撮影などに持っていけるイメージが湧きました。
一方で抜き差しならない弱点として、運搬時に肩に負担がかかることも申し上げておきましょう。もうね、めちゃくちゃ肩が痛いです。リュック型と違って全重量が片方の肩に乗り掛かりますから。車の移動であればまだしも、徒歩とかバス移動は苦行だと思ってください。実際辛かったです。スナップ用途とかマジで萎えますよ。
この記事の内容が、目立たない地味バッグを探している方のお役に立てば幸いです。カメラバッグなんてなんぼあってもいいですからね。質実剛健なプラスシェル ブロス、おすすめです。
ブログ管理人:isofss(イソフス)