カメラを買ったらバッグも買う!それは人類の歴史そのものである。しかし粋なバッグを見つけるのは結構むずかしい。街歩きで普段使いできるおしゃれなスナップ用カメラバッグはないものか?…そんな貴方に朗報だ。実用性もデザインも両立したPeakDesignのカメラバッグはいかがだろうか。一度使ったら他に浮気できないその魅力、欲しくなることご覚悟の上↓是非お進み頂きたい。
Everyday Slingシリーズ。
Peak Designの小ぶりなカメラバッグといえばEveryday Slingシリーズだ。このバッグの魅力は大きく3つある。紹介しておきながら申し訳ないのだが本記事で掲載している(↓下の写真の)Everyday Sling 5Lは販売が終了しており、執筆時点では3Lと6Lの新型2タイプが展開されている。ここから先の情報はPeak Designがいかに考え抜かれたプロダクトを行なっているかにご注目頂き、カメラバッグ選びの原則としてご活用願いたい。
おしゃれと耐久性の両立。
大切なのは(1)おしゃれでありつつ(2)耐久性を担保している作りであること。多くのカメラバッグが野暮ったく見える原因は性能を耐久側に全振りしていることにあると思う。もちろんカメラやレンズを守るバッグであることは絶対条件なのだが、それでいておしゃれ感を忘れていないのがPeak Designの最大の魅力だ。
肉厚で撥水加工な生地。
耐久性における具体的な例で言うと、カメラバッグの生地が肉厚&撥水加工されていることは重要だ。生地が厚いと耐衝撃性が上がるし、急な雨に見舞われても撥水加工があれば心配事を1つ減らせる。さらに付加価値としてジッパーが止水加工されていたり、そもそもジッパー部分がベロで覆われていて浸水しにくい構造になっていたりするとありがたい。上の写真でご覧いただけるようにEveryday Slingはこうした気の利いた作り込みが随所に見られるのだ。
持ち運びやすさ。
手軽さを優先したい場合はリュックではなくショルダータイプのカメラバッグが断然便利になる。理由はカメラを出すスピードだ。(3)とにかくサッと取り出せるのはショルダータイプ。ただし長時間歩く場合は肩に負担がかかるので、肩に接するストラップ部分が幅広で肉厚であるほど良い。可能であれば近くの量販店で実物を身につけてみたいものだ。
伸縮できるストラップであれば自分の体にフィットさせて運用できる。カメラバッグがブラブラして体にガンガン当たらない長さにすることでカメラも守れるし体の負担も減る。この旧型5Lは伸縮部のスライダー(上の写真)が少し固かったのだが、新型の3Lと6Lではここが改善されている。
Everyday Slingを1年使って感じたメリットは以上3点だった。しかしバッグ選びの旅はまだ終わらない。もう1つ大切な要素があるのだ。それは…
自分の機材にあったサイズ。
(4)収納力に関しては、持ち歩く機材の量に合わせてカメラバッグを選ぶことは大切だ。大き過ぎるバッグは重くなるし、小さ過ぎると財布やスマホが入らなくなる可能性もある。とはいえ買って機材を入れてみないと本当のところは分からないから難しい。買った後で見た目より収納量が少なく感じることも…ある!
個人的な運用なのだがメイン室にはシンプルにカメラをズボっと収納し、スマホは前室へ、財布はズボンのポケットにINとしている。スナップ撮影を快適に行うためのバッグ選びを目的とする場合、そもそも持ち歩く物を最小にすることは効果的だと思う。例えばこんな感じだ。
- カメラとズームレンズ(1本):バッグのメイン室
- 予備バッテリー:バッグメインの内ポケット
- スマホ:バッグの前室
- 財布:ズボンの右後ポケット
- ハンカチ:ズボンの左後ポケット
- 鍵:ズボンの前ポケット
私は大きめのズームレンズを付けてしまっているので5L程度ではあとバッテリーを1つ入れたら終了だ。本当はレンズフードも装着したいのだがサイズオーバーである。この辺りは人それぞれ機材サイズが違うので各々あーだこーだ悩める(楽しい)分野であろう。例えばポットボトルを追加したいとなると収納量6Lは欲しくなる。逆にレンズはパンケーキ単焦点1本だという人であれば3Lタイプでも収まるかもしれない。
まとめ。
『自分のスナップ機材を念頭におきながら、まず心魅くデザインのショルダータイプのカメラバッグを探し、バッグの肉厚・撥水加工・ジッパー止水加工・ストラップの幅や肉厚を念入りにチェック。可能であれば量販店でまさぐってみる。気に入ったら最後に値段をチェック。この価格出せるぜ!となるものを選ぶ。』
少々長くなったが…せっかく買うなら満足するまで悩んで探すのも一興ではなかろうか。くどいようだがPeak Designはこういった条件を満たすブランドだと思う。特に型落ち品になるとセールで驚くような安さになっていることがあるから要チェックだ!下記に6Lタイプのリンクを貼っておく。型落ちしたら狙い目だ!
カメラバッグ選びはバッグ沼と隣り合わせでもある(笑)。願わくば良きバッグと出逢えますように。では今日はこの辺で。かしこ。
ブログ管理人:isofss(イソフス)