こんな独特な操作方法、今まであったでしょうか?使い始めて数週間、私個人としては慣れてしまえばどうということはないという結論に達した訳ですが、INKEE GOLD CROW GC60の操作方法を購入前に見ておきたい方や購入後に取説を探してググった方は以下をご参照下さい。(ライトはINKEEさんにご提供頂きました。この記事はプロモーションを含みます。)
セットと起動。1
さて、まずはINKEE GC60本体のセットから参りましょう。備え付けのリフレクターはボーエンズマウントにも換装可能です。この辺りの詳細はYouTube動画で解説しています(リンクは下記にございます)。
INKEE GC60の全ての操作はリングをグルグル回転させる動作で行います。まず機内モードから時計回りでスタンバイ(出力0%の待機状態)に移行します。スタンバイから機内モードにする場合は逆の左回りです。液晶に緑のバーが出ます。リングはかなりの量を回す必要があります。
機内モードのメリットは、鞄などに収納していても誤作動でLEDが発光しないことです(ちょっとリングが回ったくらいではスタンバイにならないため)。しかし落とし穴もあって機内モードだとUSB-C充電も出来ません!充電はスタンバイ状態にしてから行いましょう。
光量と持続時間。
スタンバイ状態からさらにリングを時計回りに回転させると光量が0%から徐々に増えていきます。急いで回すと10%刻み。ゆっくり回すと1%刻みです。操作感は良く、思った通りの光量にしやすいです。
カタログ上は100%出力で最大2時間発光と謳われておりますが、バッテリーが満充電の際の実発光時間を調べました。100%出力の場合は2時間14分でした。10%出力まで抑えると22時間35分にもなります。すごいですね。
INKEE GC60には100Wの高速充電器と対応USB-Cケーブルが同梱されており約2時間半で満充電できるという優れものです。試しに家のそこらへんに転がっていたiPad用の18Wの充電器を指してみましたが(時間はかかりますが)ちゃんと充電できました。特に理由がなければ100Wの高速充電器を使った方が良いでしょう。
なお、バッテリー残量が少なくなると最大出力に制限がかかる仕様になっておりました。高出力時のファンノイズも比較的穏やかではありましたが詳しく内容はYouTube動画で是非。
色温度とモード切替。
さて、INKEE GC60はバイカラー対応なのでホワイトバランスを調整できます。嬉しいですね。リングをじわりと右に回すとケルビン調整モードに入ります。100K単位で2700Kから6500Kまで調整可能です。
↓色温度の比較写真をご参照下さい。ここまで幅広く使えます。
一般的なビデオライトに搭載されがちな発光モードの切替もございます…使うことはないかもしれませんが。テレビのチカチカ・雷の光・SOSシグナル等です。これはリングをじわり左回りに回転させると起動します。私は定常光のM1で固定しています。
ビデオライトの基本は狙った場所を明るくすることですから、余計なエフェクトは使う機会は少ないですよね…。[追伸] INKEE GC60の初期ロットには本体を遠隔操作できるリモコンがランダムで同梱されているとメーカーさんから周知がありました。入っていたら当たりということになります!
まとめ。
私の個人的な事情ですが、ガチのLEDライトはINKEE GC60が初体験でした。いわゆるスイッチで操作するタイプではないので最初は戸惑いましたが、慣れてしまえば全然これでOKでした。
価格もガチ照明機材と同価格帯で推移していますが、この見た目やコンパクトさやバッテリー駆動などのメリットはINKEE GC60特有のものです。ご興味ある方は是非レビュー動画もチェックして見てください。
なお、Amazonの販売ページには期間限定の割引クーポンが出現していることがあります。私が見ただけで時期を違えて2種類ありました。この記事の情報がLEDライト選びの一助になれば幸いです。よき買い物にならんことを!
ブログ管理人:isofss(イソフス)
突然動かなくなった→対処。
突然ライトが動かなくなりました。追記で書いている今は12月頭です。YouTube収録中(ライト使用中)に前触れもなくシュン………とファンが止まり消灯、以来、全ての操作を受け付けなくなりました。電源ON/OFFはおろか、充電もできない状況でした。嘘でしょ…
Amazonの販売ページを訪ねるとQ&Aを発見。充電を受け付けない状態は過放電保護のディープスリープとの説明がありました。5V1Aのアダプターで復帰できるとのこと。5V1Aであることが大事です。PD対応の大きな充電器ではダメでした。5V1Aで1分ほど充電すると再び電源が入りました。よかった…。
壊れたと思っていたので復活してよかったです。どうやら内蔵バッテリーを使い切ってしまうと保護のためにディープスリープが発動するようなので運用時のバッテリー残容量には気を配りたいと反省しました。分かりやすくQ&Aを準備してくれていた販売店さんに感謝申し上げます。この情報が同じ症状になった方のお役に立ちますように。