決して安い買い物ではないから買う前に色々調べておきたい。特にテンションが上がる外観かどうかをチェックしたい…そんな方のために(というか自分がモロにそのタイプなので)外観だけを眺める記事を作りました。NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sの外観をどうぞご査収下さい。

on Z9

言わずと知れたNikonミラーレス一眼の王様Z9、これに望遠大三元レンズ70-200mm F2.8を装着してみましょう。ご覧くださいこのかっこいいボディー!見ているだけでビール3杯おかわり出来そうです。かっこいいは正義です。

NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sを上からご覧下さい。かっこいい!

ちなみにZ9が1340g・70-200mm F2.8が1440g(三脚座含)なので総重量約2.8Kg弱となります。文鎮としての性能は非常に優秀ですが、ボディ+レンズのお会計の方もブッ飛んでまして現在の価格で100万円界隈となっております。大枚叩いた上で「重くて撮影が苦痛…」なんてことにならないように、普段から筋トレを心がけましょう。

NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S+Z9。外観(正面)

私は最近のコーティング技術の恩恵にあやかってレンズフードは着けない派です。フレアやゴーストで困った記憶がないんですよね。しかし流石は高級レンズ、付属のレンズフードにはきちんとロック機構がありました。フードの内側も反射防止の起毛処理が施されています。

NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S+外観(側面)。縦グリが邪魔で平置きするのは難しい。

縦グリがあるZ9にL字プレートまで付けているので、レンズを置いたときの高低差でお辞儀してしまうのは妥協点です。見た目も重さも重厚感たっぷりの組み合わせですが、その性能は現行撮影機材の中でも世界トップクラスと言って過言ではないでしょう。(お金さえ払えば)一般人でも技術の粋に触れられる時代に生まれた奇跡に感謝せねばなりますまい。100万円とは言っても車とか楽器に比べれば安いでしょうし。

on Z8

ド肝を抜かれたのがこの組み合わせ。中身がほぼZ9と言っても差し支えないZ8に70−200mm F2.8を装着してみました。メリットは軽量化です。Z9に比べ400gほど軽いZ8(910g)であれば三脚座込で総重量2.4Kg弱となるので長時間使う時には手の痺れが緩和されると思います(たぶん)。

NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S+Z8外観(正面)重量バランスと撮影性能のバランスがマジで最強クラス。

重心も装備全体の中央に移動しているようで、三脚座のみで自立できました。(保管するときは危ないのでこの置き方は推奨できませんが)一脚に乗せて振り回す撮影などで有利になるでしょうね。バランスって大事です。

NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S+Z8(側面)見事にバランスが取れていて自立さえ出来る。

迷ったら買おう。

機材ヲタクの戯言ではありますが、大三元レンズはどうせ欲しくなるんです。一度買ってしまえば我慢している時のストレスはもう思い出すこともありませんし、最悪自分に合わなければ(リセールバリューは非常に高いですから)売れば良いのです。それでも最高峰に触れた経験は残りますからね。

NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sが2本あるのでガンダムごっこやってみた。ウィングガンダムってこんな感じじゃなかったかしら。

この度、ちょうどレビュー用に同レンズを借りていた期間中に自分用をポチりました。描写力に関しては趣味人間の私には全っっっっく非の打ちどころがありません。どうやら蛍石も1枚採用されているようです。それが写真のどこに影響を与えているか…など皆目見当もつきません。ただただ良いです。特徴を強いて上げればNIKKOR Z 24-70mm F2.8 Sの焦点距離をそのまま200mmまで伸ばしたような感じです。

「迷う理由が値段なら買え」とは言い得て妙であり、また真実でしょう。購入費用がどうにかなるのであれば人生で1度は最高峰に触れてみるのもまた粋なものだと思います。購入に向けてもう少し背中を押して欲しい方がいらっしゃいましたならば、この記事の筆者がホクホクしながら開封している動画をYouTubeに投稿しましたので腹を括って遊びに来て下さい。

では皆さん、また次の沼でお会いしましょう。

ブログ管理人:isofss(イソフス)