正直なところ興味本位で買ったんですスキンシールを。我が愛機Nikon Z9のデコレーションが目的だったんですが結果的にカメラに傷ひとつ付けない過保護仕様になりました。貼り終えた今の率直な感想を綴ります!他のカメラのスキンシールも存在しているのでご興味ある方は是非ご覧下さい。
ほぼ全域をスキン!
結論から申し上げますと過保護です!ボタン以外のほぼ全域をあまねく包み込むスキンシールでございました。シール自体には少し伸縮性があり使い込むことでボディに馴染んでいくことが期待できそうです。いつかZ9を下取りに出す日までボディを守ってくれる…そんな心の保険と言ってもよいでしょう。
残念ながらAmazonには取扱がないようで、この度初めてAliExpressを利用しました。セールで送料込2600円!未知のサイトでしたので若干不安を抱えながらの購入となりましたが3週間ほどで無事に到着。中国本土からの直送でした。
ハードル高めの手作業。
シールを貼る作業は非常に集中力を要します。超几帳面野郎(私)の全集中を持ってしても、作業後半で痛恨のミスを犯してしまいました↓バッテリー挿入蓋の横・縦グリ部分で2mmほどズレてます。当然、反対側(シャッターボタン側)で余りが迫り出してしまい美観を損ねております。このシール、大きいカットの方が難しいです。
一方で細かいシールはドンピシャでハマりまして非常に収まりが良く大満足です。これから購入する方にお伝えしたいのは是非小さいシールから貼りましょう!全力が出せるのは最初の方だと思います。
すごいなと思ったのはチルト液晶の内側(ボディ側)の一部までシールが回り込んでくれる所でした。↑上の写真でいうとLANやMICの表記がある底面の少し上(液晶を収納すると見えなくなる段差)までカバーしてくれました。この配慮にちょっと感動。
メリット・デメリット。
とにかく細かいところまでシールがきます。例えば↓ホットシュー周り。これは見事という他ありません。mm単位よりもっと細かな精度でカッティングしているのでしょう。ピタッと位置があった時の気持ちよさはひとしおです。今回選んだ黒(ノルディックブラック)ですらそう感じますので、迷彩柄やカラバリを楽しむ方にとってこの寸法精度からくる満足感は半端ないと想像します。
↓底面もフルカバーなんですよね。どんだけぇ〜!
ネガティブな要素もあります。グリップ部分の質感は…私は元の状態の方が好きです。立体的な場所での継ぎ目(指がかかるところ)でシールが重なってしまいました。これ、握った時に違和感を感じます。指が触れる部分の感触が変わること…これは1番大きなデメリットでした。
例えば↑このグリップ部分。ボディ前面側・グリップ立ち上がり側・指が当たる面の3面でシールが独立しています。残念ながら右手人差し指をおさめる部分にダマが出来しまいました…。カーブは難しいです。ちなみにダマはApple Pencilでゴシゴシ押し込むと大抵消えます。
またペンタ部の左側にも小さなダマが…。ここのシールは予備がありますので再チャレンジすることも可能です。逆に大成功した例としては↑ペンタ部側面と液晶がある上面の継ぎ目です。実は別シールなのですがそんな風に見えませんよね。Gooood!!
芸が細かい。
貼付の腕前はさておき保護の観点で言えば間違いなく秀逸な商品です。液晶の側面・端子カバーの蓋・その周辺・バッテリー蓋のノブに至るまでちゃんとカバーします。これ設計するの大変だったでしょう…。文字類はちゃんと中抜きされています。
↓逆もいきましょう。Nikon独特のグリップ部分の赤いアクセントの上の小さな面積も専用のシールがありました。ほぇ〜(゚∀゚)
シールは安心の3M製です。付属のピンセットは(バリが取れていない粗悪品でしたが)助かりました。これだけ良いプロダクトなら気分転換用に別のシールを買ってもいいかな…と正直思っています。一抹の不安は剥がすのが大変であろうことです。
まとめ。
個人的な満足度だと80点です!減点はグリップ部分の感触。しばらくこのまま使ってみて保護<感触と判断した時にはグリップ部だけ剥がましょうか。エイジングされて馴染むならそれもよし。
本当は憧れの迷彩柄にしたい気持ちもあるんですけどねぇ…、結婚式に参列するようなフォーマルな場にカメラを持ち出す可能性もあるので難しいところです。
最後までお読み頂いてありがとうございました。お役に立てば幸いです。スキンシール貼付の様子はYouTubeにUPしております。お時間ある方は是非。では諸君!よきカメラLIFEを。
ブログ管理人:isofss(イソフス)