夏の盛りに避暑を求めてキャンプ場へ。この度お邪魔したのは大分県九重町にある泉水キャンプ村です。初めて伺いましたが素晴らしい施設でしたのでその感動が冷めぬ内に思いの丈を綴っておきます。写真・動画共にNikon Z30一台で撮影。お役に立つ情報となれば幸いです。

泉水キャンプ村の凄いトコ!

わたしゃ村の回し者ではございませんが、いざ利用してみての感想を正直に書き残そうと思います。まずは事前に電話予約しました。諸々の料金・利用規約等は公式HP(リンクはこちら)をご参照下さい。

午後1時、泉水キャンプ村に入村。車で並びます。

チェックインは13時より。車で着た順に並び、手続きを終えた車から施設に入村。キャンプサイトの場所選びは早いもの勝ちです。お盆休みの超繁忙期でしたが利用者の民度は高く平和でした。

入口に鎮座する朽ちた車をZ30で撮影。

おっと!入口にいきなりフォトジェニックな廃車が…。あらかじめ言い訳しておきますが、撮影している新型ミラーレスZ30のRAWデータがiPad OSに対応していないので写真が全部JPEG撮って出しなのです。色転びを修正出来ていない件、何卒ご容赦下さい。

泉水キャンプ村にはキャンプサイトの他にバンガローもある。

泉水キャンプ村の特筆すべき所はテントサイト・バンガロー・小型ロッジと多岐に渡る選択肢があることです。しかもリーズナブル。我々は今回3人で1泊2日でしたが入村費用の合計が8000円切ってました。なんて良心的なんでしょう。

泉水キャンプ村には温泉と売店がある。これは本当に素晴らしい!

最初に支払う料金の中に露天風呂代も含まれておりまして、許可された時間内であれば何度でも利用できます。お言葉に甘えて昼・夜・翌朝と3度も入らせてもらいました。さらに売店も併設されており、ビール・アイス・薪などが良心的な価格で販売されております。

キャンプに必要なのはテント・チェア、そしてVlogカメラ
キャンプ三種の神器:テント・チェア・カメラ

今までずっと自宅で使ってきたHelinoxのチェアを初めて屋外に持ってきました。相変わらず座り心地は最高でしたがBBQの煙に巻かれてしまい、帰って丸洗いしたものの煙の残り香がいまだに取れません。…こ、後悔はしてないもん!

焚き火を囲みながら飲む。

テントとタープの設営が済んだら早速飲みます。キンキンに冷えたビール、くぅぅ!最高じゃないですか。生きてて良かったー!

タープを設営後、キンキンに冷えたビールを頂く。最高過ぎる。

今回のキャンプは野郎3人で乗り込んでおりますので食材も肉オンリー祭となっております。野菜はおろか、塩胡椒・ワサビなどの洒落込んだ調味料は皆無です。本能のままに肉を貪る男達(全員独身)。

ちょっと高い牛肉を買ったんだけど、これが美味すぎて美味すぎて。

バッテリー1個しか持ってきてない。

Z30の純正バッテリーEN-EL25の電池容量は1120mAh。とても小さなバッテリーです。節電の為に自動パワーOFFの各種設定は10秒OFFで揃えております。朝からちょこちょこ撮影しつつ夕方まで持ちました。

CIOのモバイルバッテリーでZ30を充電している。

キャンプ用に購入した国内メーカーCIO製のモバイルバッテリー。こんなにコンパクトなのに10000mAhあり、USB-Cの出力ポートも2つ、良心的な価格設定ですし文句無い製品です。Z30は給電しながらの撮影も可能なので現地で困ることはありませんでした。

日も暮れた頃、BBQコンロに薪をつっこんで焚き火大会です。火を見てると落ち着きますね。ウイスキーをロックで頂きながら贅沢な何もしない時間を過ごします。Less is more (ないほどにある)…とは言い得て妙ですね。

焚き火を囲みながらウイスキーとチーズを頂く。

夜の帳が降りました。と言っても満月でしたので結構明るかったです。今回使っているレンズはNIKKOR Z 28mm f/2.8一本。Z30で使う場合は換算42mmの画角となります。標準画角よりちょい広いレンズ。最短撮影距離19cmと寄れるレンズでもあります。F2.8って明るさもGOOD。

Z30とNIKKOR Z 28mm f/2.8の組み合わせで星景写真。

夜12時には床に着きました。高所ではありますが半袖で寒くなかったです。

撤収も楽しむのがキャンプよ。

虫と小鳥の囀りで目が覚めるなんて贅沢の限りです。おはようございます。

一夜明け、Z30でテント内から外を撮影。

前述の通りJPEG撮って出し縛りなものですから、この機会にNikonのクリエイティブピクチャーコントロールを深掘りしようと思い定めまして。中でもお気に入りは「モーニング」です。適用度30%位のやや掛けでちょいと色を捻っております。

クリエイティブピクチャーコントロール・モーニング30%適用。モーニングだけに朝に似合う。

色の塩梅が難しく、この辺りは習熟が必要ですね。ゆっくり朝食を頂いた後は撤収作業となります。片付けも楽しんでこそキャンプですから。

朝のコーヒータイムをZ30で撮影。

天気にも恵まれて良かったです。そう言えば蚊もあまりいませんでしたね。暑過ぎるからでしょうか。

キャンプは撤収までが醍醐味なのです。

泉水キャンプ村のいいところはゴミ捨て場があることです。ゴミ袋も入村時にもらいました。だから施設が綺麗なんだなきっと。

泉水キャンプ村にはゴミ捨て場もある。ゴミ袋ももらえる。

チェックアウトは10時。いやぁ…至れり尽くせりと言いますか、運営がしっかりしてるキャンプ場に巡り会えて感無量です。忖度無しにまた行きたいです。

まとめ

非常に良いキャンプ旅となりました。YouTubeに動画版も投稿しております。Z30のデフォルト装備でこんな映像が撮れまっせ…という内容ですので、Z30購入を我慢していらっしゃる方は見ない方がいいかもしれません!

エントリー機種にも関わらず、キャンプのような屋外撮影でも十二分に使えるカメラだと実感しました。動画的にはボディ内手ぶれ補正が無いデメリットは避けられないので三脚は必須かと。スチル用途としては(軽量の恩恵は大きく)非常に抜け目のないシステムだと思います。油煙が舞う環境に身を投じることになりますのでレンズのプロテクトフィルターは絶対着けた方がいいです。実際フィルターが油まみれになってました。未装着だったら地獄を見たことでしょう…。

とある写真家さん曰く「撮った日が記念日」という名言は真実なのです。せっかくの楽しい時間ですからカメラをうまく使って思い出を形に残しておきましょう。つくづくカメラ趣味っていいなぁと噛み締めた次第です。では諸君、良きキャンプLIFEを!かしこ。

ブログ管理人:isofss(イソフス)