博多の街をデカいレンズぶら下げてスナップする記事月刊うろうろ写真集を今月も(といっても編集時点で2月だけども)執り行おう。今月も使っているレンズはNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sなので同レンズの作例を見たい方にもお楽しみいただければ幸いだ。さて、緊急事態宣言ですっかり閑散としてしまった福岡のど真ん中・博多の1月を振り返ろう。

福岡、二度目の緊急事態宣言。

人がいないキャナルシティ博多。

福岡での緊急事態宣言再発令は1/14だった。この写真は1/17のキャナルシティ博多の様子。ひとけの薄い街になってしまった。これではお店が回らないだろうと素人でも察するレベル。

電源がついていないテレビが並ぶ。

キャナルシティ博多の入り口にあるブラウン管を集合させたディスプレイも沈黙を守っている。

お取り引きがあったお店が閉店していた。

以前、仕事でお取引のあったお店が…いつの間にか閉店していた。そんな光景を何度見てきただろう。そこで働いていた人たちは?生活はどうなったのだろう?と居た堪れない気持ちになる。まだ仕事があるだけ自分は幸せ者なのかも。

バスセンターへ繋がる歩道橋が新設されていた。

そんな中でも新しく建物を建てている場所もある。↑これはバスターミナルへ接続する歩道橋の新築工事。竣工の暁には多くの観光客がここを利用するのだろう。

休日なのに閑散とする博多駅。

九州で1番大きな駅がこの有様では郊外ではもっと閑散としているのだろうか?自分たちの身を守る為とはいえ、その裏側で生活が激変している人がいる事実。今起きていることを忘れないように、今日も複雑な気持ちでシャッターを切る。

飛ばない空港周辺スナップ。

博多から数km先にある福岡空港。航空業界のダメージは如何許りだろう。以前なら飛行機の音がうるさい街というイメージがあったが、ここのところ発着も減っているように感じる。やけに静かな空港周辺を今日は歩いてみた。

空港方面へも足を伸ばす。

人間の都合で切り取られた木。一生懸命生きようとしていたんだな。皮肉なことに一年で人間の方がこの木のような状況になった。

所狭しとステッカーが貼られたお店。

外出自粛で昼間にひとけがないのだから、朝なんてもっといない。スナップ好きとしては好都合でもあるが。散歩がてら無人の街をカメラ片手に練り歩く。気温は低く、空気も澄んでいる。空港の近くまで来れば急に空が開ける。この季節の朝焼けは本当に美しく多様だ。その日の空気や雲の状況で朝の表情がガラッと変わるだなんて、今まで気づきもしなかった。

24mmで空港を撮ると広い!

ズームレンズの醍醐味は閃いたイメージをその場で形にできることだ。重いし目立つのは難点だけど、それに見合う恩恵はあると思う。

ズームレンズは画角を選べるから面白い。

最近は現像時にグリーンを被せるのがマイブーム。シャドーも少し持ち上げて、安直だがなんかフィルムっぽく仕上げてみたり?ただ、Zマウントのレンズはどうも写り過ぎるのでどうしても雰囲気に欠ける。(全くもって贅沢な悩みなのだが)エモい写真を一発で撮れるFUJIFILMのようにはいかない。じゃあどちらが好みか?と問われれば私はNikonのはっきりした色の方が好きなのだが、たまには遊んでみたい気持ちもある。クリエイティブピクチャーコントロールの研究が必要だな。

そしてまた人のいない街を撮る。

20種類あるクリエイティブピクチャーコントロールの中で最も使い勝手が良いと感じるのはモノクローム。少しコントラストを強くするのが好み。

Nikonのモノクロ、好きだな。
高架線に囲まれた飛行機。

応援するとは、お金を使うことだ。

さて別日。博多駅に戻ってきた。日曜日朝10時のオープン前だというのにガランッとしている。おいおいおい大丈夫なのか?

別日、また誰もいない博多駅。

この日は博多阪急の催事場でクラシックカメラ博が開催されていた。ここで運命の出会いがあった話は過去の記事を参照頂きたい。結局レンズを購入し、また写真撮影イベントにも参加した。苦境の中こうしたイベントを執り行ってくれた関係者の方への賛辞は(大人たるもの)やはり財布で表現しなければならない。金なのだよ金ッ!

博多阪急でクラシックカメラ博の催物。

撮影してくださったのは岸本陸一氏。4×5モノクロフィルムでポートレートを撮ってもらう。レンズはなんと安政五年(1858年)にロンドンで作られたものらしい。実に160年を超える超超ビンテージレンズ。かっこいい。

安政五年にロンドンで製造されたレンズらしい。

ご本人のお人柄だと思うが、ポトレ撮影といえど全然緊張しない(させない)撮影だった。岸本氏の作品はご本人のサイトでもご覧いただけるので是非。同じレンズで・モノクロだけで・人物撮影を。とことん筋の通った撮影スタイルに脱帽だった。長年同じことを貫き通すって素晴らしいな。

クラッシックカメラ博。写真展が併設されていた。

さて1/31になった。もう今年も1ヶ月が終わってしまう。…今年まだ何もしてないんだが。

1月末、博多駅地下街。人は少ない。

相変わらずの朝活。人は少ない。太陽の光がビルに反射してドラマチックだった。誰かここを通り過ぎてくれないかと大砲構えて粘ってみたが、その姿さながら不審者である。見事に皆避けていく。ぬぐぐ、これが大三元レンズのジンクスなのか。じゃあファインダー越しではなくウエストレベルで背面液晶を使おうか。私は背面液晶はチルト派なのだが皆様いかがだろうか?バリアングルだと速射性に欠けると思うのだ。Nikonには今後も頑にチルトを突き通してもらいたい。

朝日が反射して、いい影が撮れた。

スナップ朝活の〆はスタバと相場は決まっている。ドヤってオサレなクリームが乗ったカフェラテを頼んだのだが…あ今冬じゃん、なんで冷たいの頼んだん?…そんな休憩中に撮ったconverseが今月1番イケてる写真になったような気がする。

converseのALL STAR、かっこいい。

博多駅筑紫口対面の新しくなった都ホテル。ここ、夜だともっと映えるかも?

都ホテルのエレベーターがエモかった。

誰もいない休日の合同庁舎。やはりグリーンを被したくなるお年頃。肉眼ではこんな色ではない。どこまで弄るか?これは永遠の課題かもしれない。

博多駅近くの合同庁舎。休日なので誰もいない。

最後までご覧頂き誠にありがとうございます。この博多うろうろシリーズは右側ウィジェット欄の「博多スナップ」タグからご覧いただけるので、最近の博多の様子、ならびにレンズの作例を見たい方はぜひお立ち寄り下さいまし。今月の写真は↓NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sこの一本で完結しており〼。写りは折り紙付きの超優秀レンズなり。重いけど!

ではまた来月お会いしましょうぞ。かしこ。

ブログ管理人:isofss(イソフス)