早くNikon初のVlogカメラZ30を触りたい!到着まで待ちきれない。そんなジレったい時間も楽しむべく、Z30が到着したら真っ先に確認したいカメラボディのディティール、つまり重箱の隅を今から妄想しちゃう第二回脳内会議をここに開催致します!なお、本記事のYouTube版もございますぞ。

機動力で5つ。

チェック項目は10個に絞りました。大きく機動力・快適性・所有感などのジャンルで分け、それぞれに具体的要素を落とし込みます。まずはカメラの取り回しやすさ「機動力」から参りましょう。

1.レンズ込みで軽いか?

Z30に1番期待していることは軽さです。軽さは正義です。Vlogカメラにチューンされているのであれば尚更(レンズ込みで)軽くて機動力が高いシステムであるべきだと思うのです。これはカタログ上で何gか?という話ではなく、持った感覚で手軽な撮影を想像できるかどうか?が肝になると思います。

↑第一回レンズ選び脳内会議で悩んでいた内容も重量に直結します。今回私は単焦点レンズ・NIKKOR Z 28mm f/2.8(冒頭写真↑)を購入しました。これを組み合わせたZ30の軽さ加減や如何に?楽しみです。

2.握りやすさは?

深いグリップはNikonのお家芸であることは存じております。だからこそ実際に握って確信したのです。私は手が大きい人間なので、一眼レフ時代に比べるとボディ全体が小さくなったZシリーズでは若干小指が余っておりました。それゆえ過去同様にSmall Rigのベースプレートを注文。60gほど重量が増えますが、小指の恩恵を優先したいと思います。

こだわる理由は握りやすさが機動力に直結すると思うからです。しっかり握ってブンブン振り回せるか!?…うん、たぶん大丈夫。Nikonだもの。

3.バリアングル液晶の展開。

EVF非搭載のZ30ではバリアングル液晶の使用率が100%です!この液晶の稼働部が最適に調整されているか?固すぎず・柔らかすぎない動きをするか?ここを確認したいのです。(他メーカーで好きになれない液晶を経験したこともありまして…)常に使う部分は快適に動いてほしい、ただそれだけです。おそらくはZ fcと同じ部品を使っていることでしょう。価格帯を考えれば過度な期待は禁物ですが、Nikonの設計でストレスが溜まることは無い…と信じています。

4.ボタンの反応速度。

懸念程度の話。初代Z6を使った時に画像再生のレスポンスが悪かった記憶がありまして、その轍をZ30が踏んでいないか心配なのです。とはいえ2088万画素と低画素ですから杞憂に終わるかもしれませんが。

5.端子カバーの蓋。

撮影後の話ですが、ここも機動力に含めておきましょう。Nikonでは珍しく今回はバッテリーチャージャーが同梱されていません。充電は基本的にUSB-Cポートから行うことになります。また撮影データの転送やウェブカメラ用途の接続でもUSB-Cを使います。頻繁に使う端子カバーが開け易いか?これは撮影フローの中で重要な要素となります。

Z6ii唯一の欠点。端子カバーのゴムが外しにくい!
これはZ6iiの端子カバー、硬かった!

薄いボディの側面に防塵防滴まで施していたフルサイズZは端子カバーが非常に固かったです。設計的に無理があったのでしょう。ここがZ30で改善されていることを期待しています。

快適性で4つ。

言い換えればストレスフリーとなるでしょうか。廉価機種でも手を抜かないNikonの体質に期待したいところです。撮影の気持ちよさを支える要素を下記に綴ります。

6.ボタンの押し心地

他社だとコスト削減対象になるであろうボタン類の素材。カタログ数値にならずともこの分野で手を抜かないNikon。例えば、押して戻ってこないとか・回りすぎて誤作動するとか・なんか硬くてストレスだとか…そういう減点項目をしっかり潰してきているであろうZ30。真相やいかに?

7.シャッターフィーリング!

写欲に直結するシャッター音とシャッターショック。おそらくはZ50やZfcと同部品でしょうけども、筐体によって反響音も変わりますからZ30独自の音で鳴ってくれるでしょう。期待しています。録音しようっと。

8.電子水準器。

写真や動画において水平が取れていることは命綱。Z30は低画素ですからトリミングでの水平出しは避けたいところ。そうなると電子水準器の視認性の良さが重要になります。

Z5の電子水準器はやぼったくて残念な残念。
これはZ5の野暮ったい電子水準器。

レフ機時代からZ初代まで踏襲されていた電子水準器の太過ぎる表示がどうしても好きになれませんでした。二代目以降はスマートになりました。ZfcもスマートになってますのでZ30も大丈夫でしょう。

9.Wi-Fi転送速度。

カメラボディから記録メディアを抜きたくない!よってSnapBridgeを使ったデータ転送は必須項目です。私は基本RAWでしか撮影をしないので大容量転送が苦手なWi-Fiは相性が悪いのですが、それを承知の上、実際に使ってみてストレスを感じないかチェックしようと思います。

所有感1つ。

最後に所有感。趣味カメラですからね、好き放題言わせて頂きます。

10.美しい角度はどこか?

撮影中だけでなく電源を入れていない状態でさえ所有者をワクワクさせてくれる嗜好品としてのカメラ。それは美しく見える角度から発せられる効果効能だと思うのです。

Z30と16-50mm外観。Nikon公式HPより引用。
Nikon公式HPより引用。

実際に現物を見て触ってからの判断になりますが、YouTubeの先行レビューを見ていると上からの眺めが艶やかだなぁと感じる次第であります。全くもって個人の感想ですが。ただしホットシューが丸裸なのは好みではないので、別売のカバーを買う予定です。ここも楽しみ。

まとめ。

四の五の…むのなの申し上げて参りましたが、趣味用途に大枚叩くわけですから到着前のワクワクも楽しんだっていいじゃぁありませんか!無論、着弾した暁にはこの10項目の採点を執り行いたいと思います。他でもない自分が使う道具ですからね。骨の髄まで納得せねば収まりません。こうやって沼は続くのでしょう。

最後までお読み頂きありがとうございました。皆様におかれましても良きカメラ沼LIFEをお送り下さいませ。かしこ。

ブログ管理人:isofss(イソフス)