欲望に負けて注文してしまったNikon Z30。着弾した暁には動画撮影用として使い倒そうと企んでおります。ボディが決まったところで次の悩みはレンズ選びですよ。これがまた悩ましくも楽しい沼で。世間で揶揄されている通りZレンズの選択肢はまだまだ少ないのが現状です。そんな中で選ぶ最初の1本目どう致しましょう問題。用途に合わせた選別会議をここに開催致します!(同じ内容のYouTube動画もございます↓↓↓)

候補1:オールドレンズ運用

E-LUCKY 75mm F3.5外観、Nikon Zマウント編
例えばライカMマウントを繋いで…グフフ。

本来、フランジバックの短いZシリーズはマウントアダプターを介したオールドレンズ遊びが得意ですが、今回のZ30は電子ビューファインダーが非搭載。かつ背面液晶の解像度は104万ドットとボディ側が控え目な仕様なのです。MFでピント合わせを行うオールドレンズとの相性は恐らく修羅の道かと存じます。2本目3本目の散財コースの途上で寄り道するのは有りかも。(オールドレンズの詳細は当ブログでも諸々綴っております。一覧はこちらからどうぞ。)

候補2:鉄板キットズーム

Z30と16-50mm外観。Nikon公式HPより引用。
Nikon公式HPより引用。

Z30とキット販売もされているNIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR。このレンズ、評判いいですよね。特に画質の良さは折り紙付きだとか。沈胴式とはいえ収納時のコンパクトさは目を見張るものがあります(↑写真参照)。上から見た時のスマートなフォルムに心撃ち抜かれそうです。

弱点をどのように捉えるかは人それぞれ。例えばF値が望遠側でF6.3まで下がってしまう点も全域F6.3だと割り切ってしまうのはいかがでしょうか?私は動画撮影時は(ピント幅を確保すべく)F8まで絞る人間なので多少暗いレンズでも感受できます。どうにもならないのは画角の方で、手持ちVlogを撮影したい人にとっては広角側が換算24mmスタートなのは窮屈かと思います。

単品だと3万円界隈。Z30キットだと実質2万円程で手に入るバーゲンプライスです!性能と価格が釣り合っていない撒き餌レンズ状態となっております。現時点でZレンズを所有していない方であれば最初の1本目にはお誂え向きでしょうね。

候補3:Fマウント資産を活かすFTZii

FTZii外観。Nikon公式HPより引用。
Nikon公式HPより引用。

Fマウントレンズを多数所有している方であれば純正マウントアダプターFTZiiはいかがでしょうか?Gタイプ以降であればZ30でAFが使えます。人間様と犬さん猫さんの瞳AFも使えます。なんだったら古いオールドNIKKORだって接続可能です。レンズ資産があるなら筆頭候補かも。

初代FTZには底面に出っ張りがあって干渉する問題があった。
↑これは初代FTZの底面部の段差。

初代FTZにあった底面部の出っぱり問題もiiで解消されました。三脚座運用で苦労することもありません。お値段は約3万円…うーん、この価格であれば他に新品レンズが買えちゃうという誘惑に晒されます。Z30で使いたいFマウントレンズを持っているかどうか?ここが分かれ道でしょうね。

候補4:中華レンズの刺客

リバースエンジニアリングで勝手にAFレンズ作っちゃった中華メーカーから刺客が放たれました。Z30予約開始直後に登場したのがこちら↓銘匠光学のTTArtisan AF 32mm f/2.8です。

TTArtisan 32mm F2.8外観。公式HPより引用。
焦点工房公式HPより引用。

Z30で使う場合は換算48mm相当の標準単焦点レンズとなります。便利なレンズフード内蔵式で使う時にニョキっと伸ばします。金属鏡筒かつコンパクトです。重量は195g。6郡9枚のレンズ構成のうち6枚が(非球面やら高屈折低分散やらLD異常低分散やらの特殊レンズとなっている)贅沢仕様です。弱点は最短撮影距離が50cmとちょっと長めなことと、動画時のフォーカスブリージングが若干あること。

日本での販売価格は24999円でした。一見安いようにも見えますがドル表記だともっとお得感がありまして、円安の影響を垣間見ました。とはいえダークホースな1本であることには間違いないでしょう。焦点工房の販売ページリンクはこちらです。

候補5:純正単焦点の強み

小型標準単焦点であればこれが王道でしょう。NIKKOR Z 28mm f/2.8です。無印もしくはオールドレンズライクなSE(スペシャルエディション)の二種類展開となっております。執筆時点での価格は無印が29000円界隈、SEが35000円界隈でした。

NIKKOR Z28mm f/2.8 外観。Nikon公式HPより引用。
Nikon公式HPより引用。

なんと言っても純正レンズなので画質AF信頼性はここが最終地点です。競合していた先程のTTArtisanと比べるとその王道ぶりが伺えます。プラスチックマウントではあるものの重量155gとより軽量、マルチフォーカス方式を採用しているのでフォーカスブリージングも極めて小さく、防塵防滴に配慮した設計になっており、最短撮影距離19cmと相当寄れます。画角は換算42mm。準広角の単焦点としては強過ぎる性能を誇っております。

無印を買いました。

私事ではございますが、本日、無印28mmを注文致しました。一両日中には到着しますのでZ30発売まではしばらく棚に飾って愛でようと思います。レンズのデザインだけを考えるとSEに心惹かれたのですが、Z30の直線的でシンプルな筐体とのマッチングを考慮して質素な無印タイプにしました。開封レビューは別途綴りたいと思います。

まとめ。

こうして並べてみると、現時点ではやはり選択肢は限られていますね。ですから購入前に自分の用途をよーく吟味して適切なレンズを選ばなければなりません。この工程を楽しめればレンズにも愛着が湧きますし、愛着が湧けば購入後もよく使う道具になるであろう…、そう思うのです。

最優先は焦点距離。

レンズの特徴で1番大きな要素は画角(つまり焦点距離)だと思います。デジタル的にクロップは出来ても広角には改変できません。レンズの選択肢が少ないZマウントであればなおさら自分の欲しい広角側の焦点距離をまず優先して定めるべきかと。私の場合は換算40mm界隈が欲しかったので純正28mmがドンピシャでした。さて、レンズが決まったところで次はボディ側のディティールを妄想します↓↓↓

あれこれ思い悩む時間もまた一興。ゆくゆく文鎮にしないためにも購入前は思いっきり悩みましょう。清水の舞台から飛び降りるのは納得いってからです!最後までお読み頂きありがとうございます。貴方様のレンズ購入に一縷の光があらんことを。では諸君、良きレンズ沼LIFEを!かしこ。

ブログ管理人:isofss(イソフス)