こんなパンケーキレンズを待っていました!七工匠から発売されたばかりの7Artisans 18mm F6.3 IIが到着しました。なにより驚いたのはそのビルドクオリティ!このレンズAmazonで8178円(送料込)だったんですよ。え?めっちゃ質感いいんですけど…。

外観をジロジロ!

ご覧下さいこの格好良いボディ!かつ小型軽量コンパクト。Nikon Z30に装着しております。同時期に予約注文が開始されたZマウント純正パンケーキレンズ・NIKKOR Z 26mm f/2.8よりも薄型なんです。

7Artisans 18mm F6.3 II on Z30外観写真1。ご覧下さいこのかっこいいボディ!
Z30にめっちゃ似合う!

上から見るとさらにインパクトがひとしおです。重量わずか58g!元々軽量なZ30の魅力を一段と引き出す設計になっております。届いた次の日にスナップに持って行きましたがガチ目に常用したいと思いました。画角的にも換算27mmとまるでGRみたいです。

7Artisans 18mm F6.3 II on Z30外観写真2。上から見た図。グリップよりレンズ全長が短いのがポイント。
う、薄いッ…。

スペック云々は後ほど。仮に描写が気に入らなくてもボディキャップにはなります。外周にはギザギザのローレットが施されていますので取り外しもしやすいです。

7Artisans 18mm F6.3 II on Z30外観写真3、真横から。今回はフォーカスリングもあるんです。
指の引っ掛かりはGood。

オール金属鏡筒・建て付けも良し。繰り返しになりますが、お値段8178円(送料込)です。これはもう見た目だけで買っていいのではないでしょうか?

7Artisans 18mm F6.3 II on Z30外観写真4、全体像。ものすごくコンパクトなスナップカメラ爆誕です。

今後の記事・YouTubeのネタバレになりますが、実際に使ってみて真っ先に感じたのは「軽量であることがいかに重要か」と言うカメラ界の理でした。撮影時にものすごくストレスが減っていることを肌で感じたのです。軽いは正義です。

7Artisans 18mm F6.3 II レンズ全面のクローズアップ写真。刻印はプリントでした。
文句ない仕上がり。

レンズ周辺が一旦窪んで再び迫り上がる造形。レンズに指などが接触しないような配慮に好感を持てます。フィルター枠があればよかったなぁ。刻印は7Artisansの「7」を除いてプリントでした。この辺りは経費削減なのでしょう。ご安心ください、フォーカスリングはヌルヌル動きますよ。私の個体は擦過音など皆無です。この値段でよくここまで追い込んでくれましたね。恐るべし中華メーカー!

7Artisans 18mm F6.3 II 後玉側クローズアップ写真。射光線ギリのスリットもある。
芸が細かいですね。

マウント側も遮光線加工が施されています。ウツレンズに高級感を加えて・寄れるようにして・超低価格…ってヤバくないですか?

スペック的なとこ

「ちょっといいな」と思った方に冷や水をかけるが如く、弱点を含めたスペック的なお話を少々。まず(1)絞りはF6.3 で固定されます。ポジティブに捉えればウツレンズより断然明るいですね。日中の屋外では問題ありませんが、日陰・室内・まして夜のスナップなどではやはりISO感度爆あがり案件となりますし、ボディ内手ぶれ補正非搭載のZ30では低速シャッター時の手ブレに正面から向き合わねばなりません。

7Artisans 18mm F6.3 II のフォーカスリング繰り出し量の比較写真。ほとんど大差無い。

(2)最短撮影距離30cmと結構寄れるレンズです。フォーカスリングの回転角は90°、前群繰り出し量も少ないです。指掛かりも良いので操作はしやすいです。ネックなのはEVF非搭載のカメラで使うとピント合わせがちょっと難しい(見にくい)感じが否めないことですね。

7Artisans 18mm F6.3 II on Z9。外観写真。これはこれでカッコいい!そして薄い。
EVFでピント合わせが可能に。

と言うことでEVFのあるZ9に装着してみました。ボディとの価格差77倍です。実際に使ってみると、ファインダーが有るのと無いのでは撮影の捗り具合に天地ほどの差があります。レンズのコンパクトさがZ9の体積で相殺されて機動力は思いの外上がりませんでした。もしかするとZ7系の縦グリ無しの高画素機APS-C運用するのが正解かもしれません。

7Artisans 18mm F6.3 IIをフルサイズ機に装着すると当然ケラれます。この写真でケラれ具合を参照下さい。
フルサイズ画角で使うと…

(3)当然ですがフルサイズ機でそのまま使うとケラれます。あくまでも画角はAPS-C用ということです。小型のAPS-Cボディに装着するのがベストアンサーなのでしょうね。ファインダーのあるZ50やZfcが羨ましいです。

作例をチョロリ

少しばかり写真を載せます。第一印象としては写ルンですの延長線上のような描写だなと思いました。描写性能はお世辞にも良いとは感じません。拡大すると結構滲んでいます。ただし普通に見る分には特段は問題なく、かつ控えめな癖も垣間見えると思いました。まるでウツレンズの丸出しだった癖の角を面取りしたような描写…とでも言いましょうか(個人の感想です)。ピクチャーコントロールはスタンダード、カメラ内RAW現像だけかけています。普通に撮ってて↓こんな具合です。

7Artisans 18mm F6.3 II on Z30、作例写真1。博多駅前の雑踏、歩く人々。
Z30に装着。

暗い環境だと撮影ハードルはめっぽう上がります。↓この写真はシャッタースピード1/2秒。橋の欄干にカメラを押し付けた手持ち撮影です。F6.3でISO感度3200。ここらが手持ちの限界でした。

7Artisans 18mm F6.3 II on Z30、作例写真2。開放F6.3で長時間露光してみた夜景。
Z30に装着。

ピシッとは写りません。光源が近くにあればハレーションも起きます。大高解像時代に真逆を行くアンチテーゼレンズかもしれません。来週のYouTubeで作例写真を沢山UPしますね。

7Artisans 18mm F6.3 II on Z9。ファインダーがあるとピント合わせは格段に楽です。公衆電話を撮影。
Z9に装着。

Z9でEVF運用した時のピントの合わせやすさといったらもうッ!曇り空でF6.3だと低速シャッターになりますが、ここでボディ内手ぶれ補正機構が活きてくるのです。先程も申し上げたとおりZ7系のボディ(高画素APS-Cクロップ・かつEVFとボディ内手ぶれ補正機構があって縦グリ無)との相性は良さそうだなと勝手に妄想しております。

7Artisans 18mm F6.3 II on Z30、作例写真3。ピントが外れてしまった猫様、まるで昭和の写真。
Z30で撮影。

EVF非搭載のZ30だとピント外しが多発しますが、これはこれで昭和チックな写真に思えて嫌いになれません。ある程度のデメリットは価格に免じて水に流しましょう。それよりもZ30だと小型軽量なストレスフリー散歩が可能になる恩恵の方が大きいです。肩肘張らずに気楽にスナップしたい方には非常にオススメできる組み合わせです。

[注意喚起] Amazonで購入する場合は販売元のpergearさんのページから購入しましょう。(現在は削除されている様子ですが)よくわからない業者がボッタク送料で出品しているページがありました。ご注意下さい。

この7Artisans 18mm F6.3 IIの続報は今後のブログと動画で取り上げます。解像しないレンズなので色を捻って遊びたいと思います。では諸君、よきレンズ沼LIFEを。

ブログ管理人:isofss(イソフス)