気でも触れたんでしょうか?知識0の状態から→初めてYouTubeライブ配信に挑戦しようと思いまして、私が所有しているMacBook Proが13インチなのでUSBポートが足りない問題が発生し(もう買いません宣言中ですが必要経費として例外的に)SatechiのUSBハブを購入しました。その顛末をここに綴ります。

Satechi Pro USBハブ Type-C MAX 8in2

USBハブと言っても価格もピンキリで 性能も松竹梅あるのだと思います。あんまり詳しくありません。こういう時は1番高いやつを買うのが吉だと信じています(見栄)。Satechi Pro USBハブ Type-C MAX 8in2というモデルです。Satechiを選んだのは「なんか有名そうだから」という地に足のついていない理由ですがまぁいいでしょう。ちょうどSDカードリーダー非搭載の下位互換機がセール中でProの半額でしたが機材系YouTuberの沽券にかけてPro一択となりました。

Satechi Pro USBハブ Type-C Max 8in2を購入。USBハブとしては最上位クラスと言っていいだろう。
※1番左のUSB-4は給電にも対応しています

買った後にボディブローを食らった話として、(1)このSDカードリーダーがUHS-IIに対応していなかったことや、(2)購入直後にPro版もセールが始まって2000円程損した気分になったことは今となってはよい思い出です。ライブ配信中の通信速度を担保するためにイーサネットも必要だと思っていましたが(3)オンラインサロン限定で行った人生初配信では自宅のWi-Fiで問題なく配信出来ました。ここも不要であったと。(4)配信音声のチェックに有線イヤホンジャックを使用したかったのですが上手くいかず、よく説明書を確認するとMacBook Pro 13インチは対象外でした。…まぁ甘受しましょう。

SatechiのUSBハブでUSB-Cを3ポートに増設。これで映像と音声と給電を同時に賄えると思っていました。

そもそもUSBハブが必要になる理由ですが、私のMacBook Proが13インチモデルなのでUSBポートが2つしかない問題があったのです。給電しながら映像音声をMac側に取り込むにはハブが必要になるのではないか?と。Satechiのハブには給電とは別にデータ通信用のUSBポートが2つあります。1つはType-Aなのでアダプター使ってType-Cに変換し→HOLLYLANDのLARK M2のUSB-C受信機を繋いでいます。このマイクの導入リンク貼っておきます↓↓↓

YouTuberがこぞって使っているやつ。

そして最後のUSB-Cポートにミラーレスカメラの映像を送ります。私が配信用に使っているカメラはNikonのエントリーモデルZ50IIなのですが、ネットワークメニューの中にUVC(USB Video Class)の選択項目があるので設定もシンプルです。あとはMac側のOBSでミラーレスカメラのクリアな映像とワイヤレスマイクの音声をそれぞれ管理する作戦でした。実際これはうまくいきました。ところが…

実はUSBハブいらなかった説。

これも後になって気づいたのですが、ワイヤレスマイクの受信機を一眼カメラに接続した上でUVC経由でパソコンのOBSに送った場合、一眼カメラの映像音声が1本のUSB-Cで両方届いていたという事実!えッ…じゃぁ給電と合わせてもUSBポートって2つでよかったの??

実は、ワイヤレスマイクを一眼カメラ(Nikon Z50II)に繋いだ状態でUSB出力することで映像と音声を同時に送信することができることが判明。マジかよ!?

そのようです。1台分の映像を届けるだけなら(音声と合わせても)USB-C 1本で賄えるなんて!嗚呼ッワイのお小遣い12000円がぁ…霧散。これはいい勉強代になりました。

実はSatechiのUSBハブはいらなかった説が浮上。MacBook Pro13インチはUSB-Cが2ポートしかないが給電と映像と音声の3つを賄えることが判明しました。OBS側にも音声と映像は届いています。

蛇足ですが、一眼カメラに繋げているUSB-Cケーブルはプロ御用達のTetherTools製です。このオレンジの線を眺めるだけでプロっぽい気分になれるという臍で茶を沸かしたような理由で使っています。USB3.2 Gen1なので最大5G/bpsの通信速度です。この速度でライブ配信は問題なく行えました。とにかく固くて太くて丈夫な品質なので重宝しています。普段1万円くらいしますがセールが入るとかなりお得です。レンズの焦点距離を換算50mm程度で配信するなら4.6m版の方が余裕があってオススメです。

テザーツールズ(Tether Tools)
¥7,636 (2025/03/05 22:24時点 | Amazon調べ)
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場

私はまっすぐなタイプを使っているのですが、正直なところカメラやパソコンに繋ぐ場合は差込口がL字タイプの方が便利だなと感じました。特にカメラに繋ぐ場合は自重で垂れ下がる時のUSB差込口への負荷や 間違って配線を引っ張ってしまった時の事故を防ぐためにテザーガードを使いたいところです。しかし本家TetherToolsのそれは1個3500円くらいするので流石に躊躇して買っていません。(買った方がいいなとは思っています)

USB-Cの落下防止のため、USBケーブルを巻いているマジックテープをアンカーリンクスに巻いて気持ち程度の保護を行っています。TetherToolsのテザーガードは1本3500円くらいするので躊躇しました。

取り急ぎUSBケーブルを束ねる時に使っているマジックテープをそのままストラップのアンカーリンクスに巻き付けて代用しています。追加費用は0円。一応テンションはかかっているようですが効果があるかどうか微妙なところ。まぁいいか。

その他、ライブ配信セット。

いうて私も一般人なのでライブ配信も自宅から行います。専用のスタジオ部屋を作れる新居に引っ越ししたいですね。現状は部屋の中に一眼カメラ用の三脚とLEDライトを突っ立てて生活しています。片付けが面倒くさいので常時設置です。最近はソフトボックスも付けっぱなし。これぞ独身の強み!

自宅の部屋でライブ配信するのでLEDライトで明るさを補っています。SmallRigのRC60Bを使用。ソフトボックスはLA-O90。

LEDライトは以前レビューしているSmallRigのRC60Bです。ソフトボックスもSmallRigのLA-O90(+別売りのボーエンズ変換アダプター4476も使用)です。この組み合わせで60Wの光量と直径90cmのディフューズなのでお1人様配信にはぴったりの性能です。

SmallRig RC60Bを給電しながら使用。途中でバッテリー切れを防ぐことができます。

もとよりRC60Bは内蔵バッテリー駆動なのですが、この筐体ですから持続時間は非常に短く、満充電・出力30%で2時間程度。なので同梱されているUSB-Cケーブルを使ってコンセントから給電しながら使っています。ファンの音も静かです。お1人様用LEDライトとして超オススメです。過去にレビューしているブログのリンクはこちら↓↓↓

話を戻します。せっかく購入したSatechiのUSBハブをどうにかして活用できないか?目下試行錯誤中でありますが、配信カメラを2台体制にするのであればUSBポートの増設は必須となります。残念なことに最近ミラーレスカメラを1台売却してしまったので我が家にある残りのサブ機は化石の一眼レフとなりまして…

SatechiのUSBハブをどうしても使うならば、カメラ2台配信をするときに使えるかもしれません。この写真ではHDMIのキャプチャーボードを使って一眼レフのライブビュー画面をOBSに取り込んでいます。
Nikon D3をライブ配信で使う?

太古のレフ機ですが一応ライブビューモードが使えます。それをHDMI出力して→キャプチャーボード経由でUSB変換することで2カメ化することが出来ました。ただしこの時代の一眼レフはライブビューの消費電力が半端ないので本当にサブ的要素に留まりそうです。これは「現代の機材系YouTuberにはミラーレスカメラが最低2台は必要」という啓示なのでしょう。…金のかかる趣味だぜまったく。

Satechi
¥12,800 (2025/03/05 22:24時点 | Amazon調べ)
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場

という珍道中の最中ではありますが、最近まで顔出しすらしていなかった陰キャYouTuberがなぜ急にライブ配信をすることになったのかは初めての一般公開ライブ配信でお話ししたいと思っております。当記事を執筆している当日に突貫配信を敢行致しますので、この記事のセッティングで配信するとどうなるのか?興味が湧いた方は是非ライブを覗いてみて下さい。ではご武運を(俺)。

ブログ管理人:isofss(イソフス)