やっちまいました!現像出したら何も写ってなかったYO…。なんかおかしいと思ってたんですよ。24枚撮りのフィルムなのに、27ショット…30ショット…36ショット…え?え?何枚撮れるねん!?「もしかしてフィルムが中で空回りしてる?」と絶望し、僅かながらの奇跡を信じてフィルムを巻き戻してカメラから取り出しました。藁に縋る思いで現像に出したものの…結果は惨憺たるものでした、そりゃそうだ。この情報がこれからフィルムカメラを楽しもうと考えておられる方の何かのお役に立ちますように(涙)。

見よ、この無垢なネガフィルムを!

フィルム巻き上げが上手くいかず、何も撮れていない状態に…。

ふぁ〜ッ!悲しい、悲しいのです。どうやら1枚目はちゃんとフィルムは走っているっぽい。だがしかし2枚目の巻き上げ時に中で爪が外れたようですね…。その後、巻き上げの度に空回りしながらもちょっとずつ巻き上がっている様子。なんとも36回の多重露光になっておりました。しめてフィルム代と現像代の1500円が海の藻屑と化しました。その1枚目とやらをデジタルRAW現像で正像に戻してみましたが…↓↓↓

唯一撮れていた?一枚をRAW現像してみた。
白くブッ飛び(笑)

失敗から学んだこと!

その1:ちゃんとフィルム装填しよう。身も蓋もない教訓ではあります。私が使っているフィルムカメラNikonのNikomat ELはフィルム装填が手動のカメラなのです。↓せっかくなので失敗フィルムで装填の練習をしてみました。この場合、フィルムがしっかり右側の爪に引っ掛かったことを確認して蓋を閉めないといけませんね。覚えておこう…。

フィルム装填の練習をする。ちゃんと爪に引っ掛けよう。
ガッチッと引っ掛かりを確認…と。

その2:軍艦のパトローネ部が連動して動いているかチェックできたはず。物理的に繋がっている軍艦部左側のパトローネ格納部はフィルム巻き上げと同時に回転するはずなんですよね。なんと私は3週間も撮影期間があったのにこのギミックに気づきませんでした。今回の失敗で深く記憶に刻まれました…。

ちゃんとフィルムが装填されていればパトローネも同時に動く。
正常だと同時に回転します。

あきらめたらそこで試合終了ですよ。

…と自分に言い聞かせております。こんな失敗があるのもフィルムカメラならではの世界。ある意味で今のデジカメって素晴らしいガジェットなんですね…。めげずにフィルムカメラで遊んでいこうと思います。ブロガーたるもの失敗談も記事にして取り返す!(何を?) 週末スナップが三度ほど水の泡になったことなど気にしない気にしない!ちなみに今回のフィルムカメラNikomat ELの解説記事はこちらから是非↓↓↓

では諸君、良きフィルム装填LIFEを!かしこ。

ブログ管理人:isofss(イソフス)